研究課題
基盤研究(C)
民国時期東南大学の主要知識人である歴史学者柳詒徴について、その同時代における学術思想的立場を明らかにし、あわせて、その思想形成過程について若干の考察を行った。思想的立場を明らかにする際には、その胡適・章炳麟・梁啓超に対する批判を解析し、明らかにした。また、思想形成過程に関しては、特に柳詒徴と明治日本との関係に焦点を定め、その中でも柳詒徴の日本体験記『日遊彙編』(1903年)の訳注を作成することで、今後の研究の端緒を開いた。
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東洋古典学研究 29
ページ: 63-95
新居浜工業高等専門学校紀要 44
ページ: 84-92