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2008 年度 実績報告書

戦後日本社会の形成と仏教社会運動

研究課題

研究課題/領域番号 19520067
研究機関東洋大学

研究代表者

大谷 栄一  東洋大学, 東洋学研究所, 客員研究員 (70385962)

キーワード仏教社会運動 / 宗教者平和運動 / 日本宗教者平和協議会 / 平和を作り出す宗教者ネット / 宗教者九条の和 / 戦後日本社会 / 宗教と平和 / 宗教の社会活動
研究概要

本研究の目的は、アジア・太平洋戦争終戦後、仏教集団による仏教社会運動が、戦後日本社会の形成にどのように寄与したのかを、実証的に調査・研究することである。本年度は、賀川豊彦記念松沢資料館、部落解放・人権研究所博物館りぶら、幕末と明治博物館、京都大学人文学研究所、大阪人権博物館、印刷博物館、日本大学文理学部図書館、宗教情報リサーチセンターで、戦前から現代に至る宗教者の平和運動に関する資料を閲覧、収集した。また、歴史資料の収集と同時に、聞き取り調査も行い、京都の宗教者平和運動を長年にわたって牽引してきたM氏に、ご自身の平和運動の取り組み、京都の宗教者平和運動の特徴等について、貴重なお話を伺うことができた。そして、2008年9月27日には、大阪カテドラル聖マリア大聖堂で開催された「宗教者九条の和」輝かせたい憲法第九条第4回シンポジウムと平和巡礼inおおさかに参加し、宗教者平和運動の現状を見学した。
以上、今年度は、宗教者(仏教者)の平和運動を中心に、その歴史と現状を把握するための文献調査、聞き取り調査、参与観察を行った。来年度は研究年度の最終年にあたるため、これまでの調査・研究成果を公刊すべく、研究活動に取り組む予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 近代日本の思想的水脈としての日蓮主義2009

    • 著者名/発表者名
      大谷栄一
    • 雑誌名

      『RATIO』、講談社 第6号

      ページ: 204-228

  • [雑誌論文] 近代日本仏教史研究の方法論2008

    • 著者名/発表者名
      大谷栄一
    • 雑誌名

      『佛教學報』、東國大學校佛教文化研究院 第50輯

      ページ: 21-47

  • [学会発表] 中島重の社会的基督教と妹尾義郎の社会的仏教2008

    • 著者名/発表者名
      大谷栄一
    • 学会等名
      日本宗教学会第67回学術大会パネル「宗教者は社会にどのように向き合つてきたか-近代日本の事例」
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      2008-09-15
  • [図書] 『国家と宗教--宗教から見る近現代日本』(「反戦・反ファシズムの仏教社会運動--妹尾義郎と新興仏教青年同盟」、447-481頁を分担執筆)2008

    • 著者名/発表者名
      京都仏教会監修
    • 総ページ数
      483
    • 出版者
      法蔵館

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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