研究課題
基盤研究(C)
前1世紀、ローマではギリシア彫刻の蒐集熱が高まっていた。この需要に答えるべくギリシア人彫刻工房がとった戦略を、アテナイ人とイタリア南部のギリシア人を例にとり、文献、碑文、3次元ディジタル計測によるデータ解析から解き明かした。そして前者が「アテナイ人」という国籍にブランド・イメージを賦与して作品価値を高める一方で、後者が原型の使い回しにより、コピーだけでなく新しい作品をも生み出したことを明らかにした。
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Amoenitas 1
ページ: 237-252
美術史学 29
ページ: 143-164
西洋美術研究 14号
ページ: 12-32