研究課題
基盤研究(C)
本研究は、13世紀後半にパリで成立した初の仏語完訳聖書『十三世紀フランス語聖書』写本を通じて、ラテン国家滅亡後に西欧彩飾写本に及んだ十字軍遠征の影響を考察する。同写本の制作・流通は比較的短期間に留まったものの、仏語使用圏を越える特異な伝播形態をとった。こうした特異な伝播は十字軍参加君公の間でのフランス語聖書の需要と文化的交流に依るとの仮説に基づき、十字軍遠征がフランス語聖書写本の展開に及ぼした影響の解明を目指す。
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実践女子大学美學美術史學(機関リポジトリCinii) 25
ページ: 17-38
実践女子大学美學美術史學(機関リポジトリCinii) 24
ページ: 39-55
実践女子大学美學美術史學(機関リポジトリCinii) 23
ページ: 39-53