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2009 年度 研究成果報告書

日本刀表面形態のデジタル画像データベース構築化への研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19520110
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 美学・美術史
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

河合 正朝  慶應義塾大学, 文学部, 名誉教授 (30051668)

研究分担者 渡邉 妙子  慶應義塾大学, 文学部, 講師 (10449019)
研究協力者 中村 麻紀  財団法人佐野美術館, 学芸員
伊藤 公久  早稲田大学, 理工学部・物質開発工学科, 博士・教授
赤沼 英男  岩手県立博物館文化財科学担当, 博士(学術)
廣井 雄一  文部科学省文化審議会, 専門委員
廣木 順一  , 刀工
研究期間 (年度) 2007 – 2009
キーワード美術史 / 工芸
研究概要

日本刀用可搬式デジタル画像撮像装置を開発し、鎌倉時代から江戸時代までの75件の短刀と3件の太刀を撮像した。得られたデジタル画像には、従来の記録方法では困難であった、各流派および各時代を代表する日本刀地金の特色が細部に至るまで表示されていた。これまで、日本刀の鑑識家に独占されていた日本刀表面形態を一般に提示するうえできわめて有効な方法であり、当該方法による日本刀デジタル画像データベースの構築が可能であることが確かめられた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件) 備考 (3件)

  • [学会発表] 拡散反射を用いた日本刀の表面形態の観察2010

    • 著者名/発表者名
      伊藤公久
    • 学会等名
      日本鉄鋼協会第158回秋季講演大会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2010-09-15
  • [学会発表] 日本刀の表面形態に関する画像データベースの作成-五カ国の名工の短刀に見る2010

    • 著者名/発表者名
      渡邉妙子
    • 学会等名
      美術史学会東部支部例会
    • 発表場所
      東京国立博物館
    • 年月日
      2010-03-29
  • [図書] 短刀の美2009

    • 著者名/発表者名
      渡邊妙子・中村麻紀・廣井雄一
    • 総ページ数
      162
    • 出版者
      佐野美術館
  • [備考] 2009年11月28日から12月23日まで佐野美術館にて「短刀の美-鉄の煌き」を開催し、データベース化した短刀の撮像画像パネル、デジタル画像、および刀身を併せて展示した

  • [備考] アウトリーチ活動2008年11月28日、慶應義塾大学博物館学講座において、学生約60人に日本刀のデジタル画像を見せ、感想をレポートにして提出させた。併せて、佐野美術館主催の日本刀初心者講座受講修了者に、デジタル画像を提示し、鑑定会を行った。

  • [備考] 特別企画展開催2008年11月8日から12月23日まで、佐野美術館で、特別企画展「東海道の名工たち-正宗から村正まで」を開催し、一部にデータベース化した短刀の撮像画像パネル、デジタル画像、および刀身を併せて展示した。

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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