研究課題
基盤研究(C)
17世紀初頭のローマで活躍した画家ドメニキーノに焦点を当て、ルネサンス以後の絵画理論で、創造の契機としてしばしば論じられてきた「想像力」の観点から、その絵画の特質に迫った。特に先輩画家グイド・レニとの競作として描かれた「聖アンデレのむち打ち」については、制作の状況、同時代の批評、逸話などを総合的に検討し、この画家が「庶民の想像力」を計算した表現を工夫して独自の絵画世界を作り出したことを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (3件) 備考 (1件)
福岡大学人文論叢 第42巻第1号
ページ: 1-39
福岡大学人文論叢 第41巻第2号
ページ: 757-809
福岡大学人文論叢 第40巻第3号
ページ: 627-72
http://muse.hum.fukuoka-u.ac.jp/urakami/palatium.html