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2008 年度 実績報告書

近代工芸の美術史・産業史・地域史の基礎資料としての内国勧業博覧会出品作品の研究

研究課題

研究課題/領域番号 19520124
研究機関独立行政法人国立文化財機構九州国立博

研究代表者

伊藤 嘉章  独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部企画課, 課長 (80213099)

キーワード近代工芸 / 内国勧業博覧会 / 万国博覧会
研究概要

明治10年(1877)、明治14年(1881)に開催の第一回、第二回内国勧業博覧会は、日本の近代史の中で重要な意味を持つとともに、近代工芸の展開の中で極めて重要な位置にある。
今回の研究の目的として、出品された工芸の実態を明らかにしていくというものがある。出品目録による名称だけの情報に、当時の画像、写真、そして現存する作品のデータを加えていくことで、今後の研究の基礎資料となる。
上記二つの博覧会について、当時刊行の出品作品写真帖から、個別作品データベースを作成した。これとともに、東京国立博物館は、当時産業振興を重要な役割をしていたことから、多くの作品を購入しており、それらの購入目録のデータベースを作成した。その一方で、現在も東京国立博物館で所蔵の作品についてもデータベースを作成しつつある。これにあわせて、同時代に刊行の雑誌等について、作品データベースを作成しつつある。
第一回、第二回の出品作で日本各地で所蔵されている作品については、順次、データを収集しつつある。また研究協力者との情報交換により、従来知られていなかったものが明らかになるという成果も出てきつつある。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 第二回内国勧業博覧会の出品作-博物館(現東京国立博物館)収集品から-2008

    • 著者名/発表者名
      伊藤嘉章
    • 学会等名
      近代国際陶磁研究会
    • 発表場所
      瀬戸市文化センター
    • 年月日
      2008-06-08

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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