研究課題
基盤研究(C)
本研究は、平安末期物語・鎌倉擬古物語などと呼ばれてきた物語作品群を、いわゆる院政期から始まる一連の文学現象として把握することにより、大きく当時の文化状況のなかでの意義を考え直そう、という立場で進められた。その結果、これら院政鎌倉期物語は、原典のみならず注釈書を経由した『源氏物語』の受容とともに、絵巻など視覚的な造形物との関連を再評価すべきであることを明らかにした。
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