研究課題
基盤研究(C)
日本の茶の始発を鎌倉初期に求める伝承が、中世以来、存在する。栄西を茶祖とするこの伝承は、従来説では、平安期の茶の受容と矛盾することを理由に否定するが、本研究では、伝承が生じたという事実に着眼して、文献に基づきその生成過程を検証し、鎌倉初期に、茶の飲み方に大きな変化があったことを明らかにした。そして、そのことに由来して、茶の将来伝承が生じたと結論づけた。
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中世宗教テクスト体系の復原的研究-真福寺聖教典籍の再構築・研究成果報告書 (印刷中)
皇統迭立と文学形成(和泉書院)
ページ: 261-279
書籍之路与文化交流(中国・上海辞書出版社)
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海を渡る天台文化(勉誠出版)
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第4回国際研究集会報告書
ページ: 336-345
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説話文学研究 43号
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