研究課題
基盤研究(C)
懐徳堂の助教であった五井蘭洲による『古今和歌集』の注釈書『古今通』を中心に、その注釈に直接の影響を与えた契沖の『古今余材抄』、また地下歌人らの著作について検討し、従来、契沖から宣長へと一足飛びに論じられることの多い「上方学芸史」の間隙を埋めようとした。また近世初期の出版などについても並行して資料収集に努め、古典の出版であっても、近世に刊行されているという意味で、近世の「学芸史」の問題として捉えようと試みた。
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上方文化研究センター研究年報, 大阪府立大学上方文化研究センター刊 第11号
ページ: 33~101
上方文化研究センター研究年報, 大阪府立大学上方文化研究センター刊 第10号
ページ: 20~51
文学史研究, 大阪市立大学国語国文学研究室文学史研究会刊行 第48号
ページ: 1~10
江戸文学, ぺりかん社刊 36号
ページ: 7~18