研究課題
基盤研究(C)
義堂周信(1325-88)の観念的世界形成の解明に不可欠と判断された五山版を主とする諸文献を収集、整理した。あわせて、義堂に影響を与えた師僧の実態を知るために、自身編纂の偈頌詩総集『新撰貞和集』『重刊貞和集』(以下、「両集」とも略称)を取り上げ、諸本を収集、整理して、五山版が最善本であることを確認した。両集への入集が最多である二人の来朝僧・無学祖元と清拙正澄等の作品を中心に、それぞれの僧の別集作品と比較し、両集の収集源の詮索を進めた。一方、義堂の作品集『空華集』の読解も続けた。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
人文社会科学研究集報 56巻
ページ: 97-125
人文社会科学研究集報 55巻
ページ: 113-130
国語と国文学 84-4巻
ページ: 26-41
人文社会科学研究集報 54巻
ページ: 59-74