| 研究課題/領域番号 |
19520184
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| 研究機関 | 岩手大学 |
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研究代表者 |
星野 勝利 岩手大学, 教育学部, 教授 (90003962)
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| 研究分担者 |
齋藤 博次 岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (90180801)
開 龍美 岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (50181152)
秋田 淳子 岩手大学, 人文社会科学部, 講師 (10251688)
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| キーワード | 生命地域主義 / 再定住 / アメリカ文学 / エコクリティシズム / 環境文学 |
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| 研究概要 |
20年度は、研究分担者間で生命地域主義の思想と実践について共通理解を得るために。定期的に読書会と報告会を行った。また、それと平行して、研究会担者がそれぞれの課題について研究や発表を行った。星野は、ジョン・バロウズのエッセイを中心にしてそこに見られる場所の感覚やジョン・ミュアとの関係について調べた。齋藤は、生命地域主義の理念と実践をグローバル化する世界の中に位置づけ、特にラマチャンドラ・グーハの環境論に焦点を当てつつ、生命地域主義の有効性と限界について考察した。開は、ディープ・エコロジーとの関係に着目しながら生命地域主義の基本概念を分析し, 環境思想として地域からグローバルな次元へ展開する可能性を考察した。秋田は、環境の視点から作品が論じられてこなかったルイザ・メイ・オルコットとビーチャー姉妹の作品の自然観を考察した。また、ネイティヴ・アメリカンの自然観について調べるためにアメリカセドナを訪問し、儀式を体験することなどをとおして現地調査にあたった。また、研究分担者全員が参加するシンポジウムを開催し、今年度の研究成果を中心とした発表を行った。
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