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2010 年度 研究成果報告書

ロマン主義時代の歴史小説構築への女性作家の寄与・貢献

研究課題

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研究課題/領域番号 19520188
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ語系文学
研究機関東北大学

研究代表者

鈴木 美津子  東北大学, 大学院・国際文化研究科, 教授 (60073318)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード歴史小説 / シドニー・オーエンソン / サー・ウォルター・スコット / ロマン主義時代 / マライア・エッジワース / アイルランド併合 / 植民地主義
研究概要

オーエンソンやエッジワースなどのロマン主義時代の女性作家たちが、歴史小説という新たな小説ジャンルの構築に多大なる寄与・貢献をおこなったことを検証した。その過程で、女性作家たちが発展させた歴史小説がスコットの作品に、プロット、枠組み、テーマ、素材、手法などを提供したことを跡付けた。考察対象をさらに広げて、ヴィクトリア朝時代の歴史小説の分析もおこない、ロマン主義時代の歴史小説が多大な影響を与えていることを指摘した。

  • 研究成果

    (10件)

すべて 2011 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (3件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] シャーロット・ブロンテとロマン主義時代の歴史小説・国民小説-『ヴィレット』に見られる枠組みの変容2011

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 雑誌名

      ブロンテ・スタディーズ(日本ブロンテ協会編) 第5巻3号印刷中

  • [雑誌論文] 『嵐が丘』とシドニー・オーエンソン2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 雑誌名

      佐野哲郎教授記念論文集(記念論文集編集委員会編)

      ページ: 203-212

  • [雑誌論文] アイルランドの併合を巡る言説-チャールズ・マチューリンの『アイルランドの族長』の場合2008

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 雑誌名

      英国小説研究 第23冊

      ページ: 81-102

  • [学会発表] シャーロット・ブロンテとロマン主義時代の歴史小説・国民小説-『ヴィレット』に見られる枠組みの変容2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 学会等名
      日本ブロンテ協会2010年大会招待講演
    • 発表場所
      近畿大学
    • 年月日
      2010-10-16
  • [学会発表] 奢侈、放縦、享楽-摂政時代の申し子2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 学会等名
      日本オースティン協会第4回大会
    • 発表場所
      中京大学
    • 年月日
      2010-07-03
  • [学会発表] ロマン主義時代の歴史小説と『北と南』2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 学会等名
      日本ギャスケル協会第21回大会
    • 発表場所
      日本大学
    • 年月日
      2009-10-04
  • [図書] エリザベス・ギャスケルとイギリス文学の伝統2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 総ページ数
      347-357
    • 出版者
      大阪教育図書
  • [図書] ギャスケルで読むヴィクトリア朝前半の社会と文化2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 総ページ数
      329-346
    • 出版者
      溪水社
  • [図書] 読者の台頭と文学者-イギリス十八世紀から十九世紀へ2008

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 総ページ数
      99-146
    • 出版者
      世界思想社
  • [図書] 女性作家の小説ジャンルへの貢献と挑戦-デイヴィス、ヘイウッド、エッジワース、オーエンソンの場合2008

    • 著者名/発表者名
      鈴木美津子
    • 総ページ数
      105-152
    • 出版者
      英宝社

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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