研究課題
基盤研究(C)
エクフラシスとは、芸術作品などの言葉による「鮮やかな描写」のことである。ギリシャ・ローマに端を発するこのジャンルに属する作品を歴史的に辿り、イギリス・ロマン主義時代のエクフラシス作品を具体的に分析した。作品描写に与える王立美術院(1768)等の政治的影響も考察した。考察対象をさらに拡げ、ロバート・フック著『ミクログラフィア』(1665)の顕微鏡的表象とくに顕微鏡観察記録というテクストは、エクフラシスとして捉えなおすことができると示唆した。
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19世紀学研究 2
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