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2009 年度 研究成果報告書

ヨーロッパ近代における「文化危機」の内実と母権論問題の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19520228
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ語系文学
研究機関神戸大学

研究代表者

谷本 愼介  神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (10114555)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
キーワードバッハオーフェン / ニーチェ / ワーグナー / ショーペンハウアー / 母権論 / バーゼル・サークル
研究概要

19世紀末のヨーロッパにおいてとりわけ「文化危機」意識が高まったが、本研究はまずブルクハルト、バッハオーフェン、ニーチェ、ワーグナーを中心とするスイス・バーゼルの文化人サークルがショーペンハウアー哲学への共感によって結ばれていたことを明示した。つぎに当時は無名だったバッハオーフェンの「母権論」などの著作から、ニーチェが自らの思想の核心部分を受容した実態を解明し、「母権論」問題が時代精神の深層にあったことを明示した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] ニーチェとディオニュソス-ニーチェのバッハオーフェン受容2008

    • 著者名/発表者名
      谷本愼介
    • 雑誌名

      神戸大学国際文化学研究科紀要 第31号

      ページ: 1-29

  • [雑誌論文] 三光長冶論-『晩年の思想』を中心に-2008

    • 著者名/発表者名
      谷本愼介
    • 雑誌名

      青銅時代 第48号

      ページ: 80-88

  • [図書] ワーグナー、ニーチェ、ヘリゲルにおける文化危機の自覚とその克服過程の比較検証2007

    • 著者名/発表者名
      谷本愼介
    • 総ページ数
      71
    • 出版者
      神戸大学
  • [備考] ホームページ等:開設せず

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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