研究課題
基盤研究(C)
中世末期・近世以降に伝承されるドイツ鉱山・山岳伝説を、ドイツの精神文化史に位置づける試みである。<山>のモチーフがもつ異界と通過儀礼の場としての機能を、ドイツ以外の日本・中国の文脈にも目配りしつつ考察した。中世よりドイツが牽引した産業である<鉱山>としての山岳では、異界としての伝統的観念を担う一方で、中世と近代の過渡期である近世の変容と矛盾を如実に映し出す鏡となっていることを明らかにした。
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希土 34号
ページ: 57-111
外国文学研究 27号
ページ: 149-194
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http://nwudir.lib.nara-wu.ac.jp/dspace/handle/123456789/590
希土 32号
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