研究課題
基盤研究(C)
ウィリアム・フォークナーと中上健次のトランスナショナルな志向を解明するのに最適な理論の基礎として、ポストコロニアリズムとポストモダニズムの融合を提案した。それは両作家のテクストを分析し、これまでのフォークナー批評を総括した結果である。提案の検証として、中上と女性マイノリティ作家サンドラ・シスネロスの短編集を比較分析し、その有効性を確認した。それに基づき、フォークナーと中上の小説群から、グローカルな視点と、父権社会制度を超えるための語りの戦略をさらに詳細に示した。
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マーク・トウェイン-研究と批評 7号
ページ: 24-31
人間文化研究 10号
ページ: 289-300
英語青年 4月号
ページ: 8-10