研究課題
基盤研究(C)
ジャンセニスムは「怖れと絶望の神学」と批判される。しかし恩寵論争開始以前のポール・ロワヤル黎明期(1640-1643)において、ジャンセニスムと一見矛盾する、人間の主体性を強調する霊的論争書三部作がサン・シランとアルノーによって準備されていた。本研究では、従来まったく指摘されてこなかった三部作の存在と執筆過程を明らかにした。またジャンセニスム論争と文体論争の関わりを1649 年から『プロヴァンシアル』論争までの文脈で論じた。
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Chroniques de Port-Royal n°60
ページ: 0
武蔵大学人文学会雑誌 第40巻第1号
ページ: 123-166
Chroniques de Port-Royal n°58
ページ: 137-151