研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、ユダヤ教的色彩が強いヘレニズム・ユダヤ人キリスト教の書簡文学であるヘブライ書、ヤコブ書、さらに書簡形式で書かれたヨハネ黙示録などの文学的構造と神学議論を修辞学的批評で明らかにすることにある。ここには一見すると、ギリシア・ローマの修辞学的分析では解明できないようなユダヤ教的な思考が展開されているようだが、ヘブライ的思考とギリシア・ローマの修辞的思考を併せ持ったフィロンなどの修辞法に習熟することによって、このような書簡の修辞学的分析を先に進めることができるであろう。
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敬和学園大学研究紀要 第19号
ページ: 115-126
新約学研究 第37号(近刊予定)
敬和学園大学研究紀要 第18号
ページ: 223-233
新約学研究 第37号
ページ: 5-22
敬和学園大学研究紀要 第17号
ページ: 217-231
新約学研究 第36号
ページ: 17-31
ペディラヴィウム : ヘブライズムとヘレニズム研究紀要 (投稿中)