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今回助成期間を終了することとなった「ロバート・フロスト書簡集」編纂プロジェクトは、初の試みとして、アメリカ詩人ロバート・フロストのほぼ全書簡を収集しようとするものである。ハーバード大学出版局との契約により、完成稿は全3巻本として出版されることが決まっている(第1巻は2012年暮れ、または2013年初頭刊行予定)。現在、アメリカ合衆国で作業している2人の共同編集者(ロバート・フェゲン教授、ドナルド・シーヒー教授)と編纂作業を進めており、既に3000通以上にのぼる詩人の書簡を収集してきた。この書簡集は、従来出版されてきたフロストの書簡の3倍を超える数の書簡を印刷に付すことになるはずで、20世紀におけるアメリカ詩の(また文学史の)地平を塗り替えることとなるだろう。
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