研究課題
基盤研究(C)
本研究題目のうち「美」は文学性を、「聖性」は宗教性を指す。本研究は、魏晋六朝において「美」と「聖性」とがもっとも純化された形で交錯する文学を創造したのが謝霊運であること、ついで、謝霊運の詩語「情」が、この時期の用法とは異なって著しく仏教的色彩を帯びていることを跡づけた。その「情」を「美」へと昇華させる鍵言葉が詩語「賞」であり、「賞」の先秦以来の含意を明らかにして、その「賞」と「情」との関わりを探った。
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集刊東洋学 101(掲載決定)
ページ: 23
六朝学術学会報 10
ページ: 107-134
『王朝文学と東アジアの宮廷文化』竹林舎(仁平道明編)
ページ: 182-207
新しい漢字漢文教育 45
ページ: 9-18
新しい漢字漢文教育 44
ページ: 33-34
立命館文学 598
ページ: 165-172