研究課題
基盤研究(C)
インドでは3世紀以降の女神信仰をヒンドゥー教大伝統に融合する流れのなかで、雑多な個別の女神たちを統合する<女神>概念が生み出された。8~9世紀にはその極点として、宇宙の最高原理としての<至高女神>が成立したが、この<女神>は王権を支持基盤とする<戦闘女神>を核として、シヴァ教神話における<配偶女神>を統合し、宇宙に遍満するシヴァの力(シャクティ)という概念を教理的基盤とすることで成立しえたことを解明した。
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アジア女神大全(青土社)
ページ: 345-363
インド世界への憧れ-仏教文化の源郷を求めて-(シルクロード学研究センター)
ページ: 24-38
South Asian Classical Studies. No.3.
ページ: 311-384