研究課題
基盤研究(C)
『史記』の中の歌は、そこに登場する人物の実際の作品というよりは、その人物を取り巻く物語の一要素として、物語を悲劇に導く鍵の機能を果たしている。また前漢までの文学作品は、作者が確実か否かにかかわらず、作者をめぐる後人の物語の中で伝えられる。すなわち、ある「テキスト」は他者の「語り」の中で伝承されるのであり、このような状況に多少とも変化が生ずるのは、前漢末期以降のことである。
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六朝学術学会報 第11集
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東方学 第119輯
ページ: 22-39
中国文学報 第78冊
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済南大学学報(社会科学版) 第2期
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