研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本と中国の説話文学史の融合を目指す研究の一環として、中国の説話文学史上、重要な位置を占めながらも、あまりに大部であるために従来はその内容が十分把握されていなかった『法苑珠林』と『夷堅志』の詳細な分析を行ったものである。『法苑珠林』は仏教百科事典として編纂された説話集であり、その全体構造を解明した。宋を代表する知識人洪邁の著作『夷堅志』については、北宋滅亡の史実が作品に大きな影響を与えていることを明らかにした。
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アジア遊学 130号
ページ: 143-157
日本女子大学紀要人間社会学部 20号
ページ: 152-162
醍醐寺文化財研究所研究紀要 22号
ページ: 71-76
アジア遊学 118号
ページ: 130-136
日本女子大学紀要人間社会学部 18号
ページ: 157-166
国文学研究 153・154集合併号
ページ: 9月16日