研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、一致現象(agreement)と等位構造の文法化の形態統語論的研究を行うことである。一致現象と等位構造は、共に最近理論言語学の分野で注目されている項目であり、これらには文法化(grammaticalization)が関わっていると言われている。これら2つを関連づける研究はいまだに存在しないが、東インドネシアのラマホロト(Lamaholot)語では等位構造内での一致現象が存在し、これの研究を進めることで、一致現象と等位構造の文法化の統一的な理論的説明が可能になってくる。
すべて 2010 2009 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (8件) 図書 (2件)
Asymmetry in Morphology, Studies in English Literature 50
ページ: 255-263
上智大学言語学会会報 22
ページ: 119-129
Handbook of Japanese Linguistics(ed., by Shigeru Miyagawa and Mamoru Saito)(Oxford University Press)
ページ: 320-347
言語研究の現在(金子義明他編)
ページ: 344-352
Lingua (掲載予定)