研究課題
基盤研究(C)
文中の二つの語の間で意味的な関係を作る際、隣接している語よりも、離れている語との方が難しいとされる。その距離を計るためには、語数や談話の複雑さなどを用いた数量化が有効であるとされているが、音声関係の情報量についての実験結果は管見の限りこれまで報告がない。本研究では、「ガ・ヲ・動詞」語順の文と「ヲ・ガ・動詞」語順の文の読み時間を比較して、語と語の間の距離は音声を考慮して測る必要があると確認した。
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Journal of Japanese Linguistics 23
ページ: 35-46