研究概要 |
(1)申請者が、平成9年度科学研究費奨励研究「マラヤーラム語記述文法の作成」(課題番号06710310)における記述を検討し、更なる修正を加えた。(2)基礎文法作成の為に、現在のところ、もっともまとまった入門書で精緻な例文を載せるテキストである、Rodney F. Moag,Malayalam: A University Course and Reference Grammar(199, The University of Texasa at Austin)の例文を邦訳し、文法説明を記述した:挨拶表現、繋辞、引用辞、人称辞の社会的要素、処格、yes-no疑問標識、存在表現、所有表現、敬意表現、等位接続、意向、表現、為格、単純現在時制、不定詞、強調長現、否定疑問、intentive動詞、後置詞、一般未来時制、習慣形、非人称動詞、勧告動詞、対格、関係節、単純過去時制、分い裂構文、複合動詞、動詞的名詞、許可表現状態動詞、動詞接続、現在条件形、無主語構文、呼格、モーダル助動詞、動詞進行形、不定代名詞、否定接辞、動詞派生名詞、比較形式、可能表現、(3)インド国ケーララ州において文献調査を行った(4)Department of Linguistics, Kerala UniversityおよびInternational School of Dravidian Linguisticsにおいて専門的知識の提供を得た。(4) Burrow, Th. &M.B. Emeneau, The Dravidian Etymological Dictionary(OUP, 1985)のマラヤーラム語語彙の入力を開始した。
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