経済利潤ではなく、人間性優先の開発モデル、いわゆる「ケーララ・モデル」やE-Literacy教育(アクシャヤプロジェクト)の普及などの教育開発学の開発地として脚光を浴びているケーララ州(マラヤーラム語域)での現在の非営利活動・研究活動において、二重三重の通訳が必要であり、真のコミュニケーションが履かれたとは言い難く、文法書や辞書の編纂が強く待望されていると聞く。かくのごとく、英語を介してのコミュニケーションの時代は過ぎ去り、非営利活動・研究活動従事者自体が現地言通しての意志相通が必要であり、このような直接的動機を踏まえ、内容としては、基本的な文法書、基本語彙集、言語文化情報を備えたマラヤーラム語マニュアルの作成を目指す。
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