研究課題
基盤研究(C)
本研究では、日本語の比較構文に生起する「より節」が目的語の数量を比較対象にする場合に、「かき混ぜ規則(scrambling)」、「数量詞上昇(Quantifier Raising)」等によって、生成された位置とは異なった位置に移動できることを明らかにした。これは、付加詞からの移動が常に排除されるわけではないことを意味している。この結果から、付加詞(特に二次述語)であっても主節と(素性照合によって)関係を結べる場合には抜き出しが許されることを明らかにした。
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大阪大学言語文化研究科研究プロジェクト2008自然言語への理論的アプローチ
ページ: 1-8
大阪大学言語文化研究科研究プロジェクト2007自然言語への理論的アプローチ
ページ: 49-56