研究課題
基盤研究(C)
現代ドイツ語は、英語の進行形に相当する統語的形式が存在するにもかかわらず、その使用頻度の低さゆえに、スラヴ語やロマンス語と比べた場合、アスペクト(動詞の相)の概念が文法範疇として確立していない言語として捉えられている。つまり、現代ドイツ語のアスペクト概念は、様々な文法範疇や言語形式の中に分散した形で表現されている。本研究の目的は、これらの表現形式をできるだけ数多く抽出してそれを体系的かつ明確に示すこと、さらには、ドイツ語におけるアスペクト概念の使用頻度を低くしている原因を解明することである。
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ニダバ(西日本言語学会編) 39号
ページ: 21-30
ニダバ(西日本言語学会編) 37号
ページ: 96-105