研究課題
基盤研究(C)
分裂文は、文中の要素を焦点として際立たせる構文であり、日本語では「AであるのハBだ」や「AであるのガBだ」の形で、また英語では"It is that …"強調構文として現れる。本研究では、コピュラ文と名詞句に関する新しい理論を武器にして、分裂文をめぐる意味論的・語用論的問題を検討した。とくに、「社長であるのはあいつだ」と「?殺人犯であるのはあいつだ」の対比に注目し、名詞句Aの指示性の問題と分裂文の意味構造の間の内的関係を追求した。
すべて 2010 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (3件)
慶應義塾大学言語文化研究所紀要 第41号
ページ: 189-204
言語(大修館書店) 38(4),38(5),38(6)
ページ: 78-86, 66-73, 8-16
慶應の教養学
ページ: 297-312
教養論叢(慶應義塾大学法学研究会) 128号
ページ: 45-67
日本語文法(日本語文法学会) 第7巻2号
JELS 24(日本英語学会)
佐賀大学文化教育学部研究論文集 第12集第1号
ページ: 123-130
佐賀大学文化教育学部研究論文集 第11集第2号
ページ: 139-146