研究課題
基盤研究(C)
従来単なる逸脱的な言語現象と見られてきた様々なレトリック表現を統一的に説明・記述可能な発話理解モデルを提案し,言語理解一般を話し手の事態認知と聞き手の発話事態認知の相互作用によることを明らかにした.特に,言語理解の対象を従来のように静的な「文」と考えるのではなく,動的な「発話事態」と捉え,その理解過程を説明することが可能な<発話事態モデル>を構築し,新しい言語学の研究パラダイムとして『認知語用論』を提唱した.
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統計数理研究所共同研究リポート217動的システムの情報(7)自然言語のダイナミズム(高木拓明・宇野良子(編)), 北海道大学数学講究録 134
ページ: 101-110
日本語用論学会第9回大会発表論文集 第2号
ページ: 9-16