研究課題
基盤研究(C)
本研究では、植民地期以降のカンボジア仏教の動向と、仏教界の知識人が言語政策にどのように関与したかという2点を明らかにすることで、カンボジアにおける国語の成立を解明することを目指してきた。仏教界の動向については、サンガ法に相当する政令の存在などに関して新知見が得られた。言語政策については、近代語彙の造語に大きな役割を果たした文化委員会の活動が、タイの影響を極力排除し、近代言語としてのクメール語を創造する試みであったと結論づけられる。
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Siksacakr 11
東南アジア現代政治入門(清水一史ほか編)(ミネルヴァ書房)
ページ: 167-189
京都大学グローバルCOEプログラム「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」ワーキングペーパー Area Studies No.85(G-COE Series, No.83)
ページ: 27
日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト研究事業平成20年度研究報告-伝統から創造へ3(高松晃子編)(日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト研究事業「伝統と越境-とどまる力と越え行く流れのインタラクション」「芸術文化における<伝統的なもの>」グループ刊)
ページ: 7-19
近年の活動、アジア経済 49(10)
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史学雑誌 116(6)
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