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2007 年度 実績報告書

異なる言語地理学データの総合と比較に関わる研究

研究課題

研究課題/領域番号 19520380
研究機関県立新潟女子短期大学

研究代表者

福嶋 秩子  県立新潟女子短期大学, 英文学科, 教授 (80189935)

キーワード言語地理学 / 方言学 / 日本語 / ホームページでの公開 / 言語地図
研究概要

1.パソコンによる言語地理学データ処理システムSEALの整備とホームページの改訂を進めた。 公開されているSEALの使い方をわかりやすく示すように、ホームページの改訂を行った。既発表の研究や言語地図を紹介するために、既発表論文のPDF版をアップロードした。
2.日本語方言資料の分析を行った。 既発表の方言関係資料を新潟県の方言との関連で調査し、注目すべき項目について若年層のアンケート調査を行い、高年層の方言使用と比較した。一例として、北海道方言として知られるナマラは元々新潟の方言であるが、高年層と若年層で意味の変化が起こっていることがわかった。
3.言語地理学関係資料の調査分析を行った。 国内外の言語地図や方言辞書、調査報告、方言研究書、言語変化をめぐる言語学専門書など、言語地理学関係図書を購入し、その研究に努めた。
4.国立国語研究所主催の国際シンポジウムで「世界の言語地理学」をめぐる第一日目の発表についてコメントの機会を与えられ、言語地理学の現状と課題という観点からコメントした。その後、その発表に基づいて論文を執筆、寄稿した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 世界の言語地図作成・活用状況に見る言語地理学の現状と課題2008

    • 著者名/発表者名
      福嶋 秩子
    • 雑誌名

      日本語科学(国立国語研究所) 第23号

      ページ: 5-15

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ナマラの現在2007

    • 著者名/発表者名
      福嶋 秩子
    • 雑誌名

      ことばとくらし (新潟県ことばの会) 第19号

      ページ: 横64-65

  • [雑誌論文] Superimposing Linguistic Maps to Trace Linguistic Changes2007

    • 著者名/発表者名
      Chitsuko Fukushima
    • 雑誌名

      Linguistica Atlantica 27-28

      ページ: 40-45

  • [学会発表] SEALを用いた言語地理学的研究について2007

    • 著者名/発表者名
      福嶋 秩子
    • 学会等名
      東ユーラシア言語地理学に関する研究会
    • 発表場所
      青山学院大学
    • 年月日
      2007-12-23
  • [学会発表] 方言コーパスを利用した動詞活用の分析 -徳之島方言二千文を用いて2007

    • 著者名/発表者名
      福嶋 秩子
    • 学会等名
      日本方言研究会第85回研究発表会
    • 発表場所
      琉球大学
    • 年月日
      2007-11-16
  • [備考]

    • URL

      http://www.nicol.ac.jp/~fukusima/inet/

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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