研究課題
基盤研究(C)
「節用集」は、江戸時代の国語辞典として最も利用されたものである。今後の研究のため、基礎的情報を整理した。(1)刊行年表を作成し、600種あまり(再版含む)を確認した。(2)江戸時代初期の節用集につき、出版事情を検討・整理した。(1)易林本『節用集』平井版の諸本30本ほどの先後関係を確定した。(2)寿閑本『節用集』は、先進的な方針により編集・製作されていた。(3)寛永六年刊『節用集』の本文が、前半部は寿閑本の、後半部は横本『二体節用集』の本文であった。(4)横本『二体節用集』諸本に、新発見の異本を加えて系統関係を再考した。
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国語語彙史の研究 29
ページ: 205-218
古典語研究の焦点(月本雅幸ほか編, 武蔵野書院)
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書物・出版と社会変容(「書物・出版と社会変容」研究会編) 6
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近代語研究(近代語学会編, 武蔵野書院) 14
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http://www1.gifu-u.ac.jp/~satopy/ron.htm