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2007 年度 実績報告書

鎌倉時代における日本漢音の位相的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19520397
研究機関広島大学

研究代表者

佐々木 勇  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (50215711)

キーワード漢字音 / 漢音 / 位相 / 声調
研究概要

本年度は、4年計画の本研究初年度であり、データ入力に使用するコンピュータを新規購入し、書陵部蔵『春秋経傳集解』鎌倉期点の字音データを入力を完了する計画であった。
この書陵部蔵『春秋経傳集解』鎌倉中期点(三十巻)は、本研究において、規範的な漢字音を記した資料として位置づけられる。
研究は、順調に進行した。しかし、書陵部蔵『春秋経傳集解』鎌倉中期点(三十巻)全データの入力完了には至らなかった。
ただし、毛利博物館蔵『史記』院政期点、東洋文庫蔵『論語』鎌倉期点、同『中庸』鎌倉期点、東京国立博物館蔵『群書治要』鎌倉期点の原本調査をし、計画以上の資料をデータ化することができた。
さらに、21年度に計画していた『増補 親鸞聖人真蹟集成』(全十巻)を購入し、親鸞遺文の漢字音研究に取りかかることもできた。
そのため、本研究全体としては、進行計画を上回るペースで進んでいる。
来年度は、書陵部蔵『春秋経傳集解』鎌倉期点の全字音データ入力を早期に完了し、次の段階に進みたい。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 和化漢文訓読資料における院政末期・鎌倉初期の漢音形2007

    • 著者名/発表者名
      佐々木 勇
    • 雑誌名

      国語教育研究 48

      ページ: 70-85

  • [図書] 増補 親鸞聖人真蹟集成 第三巻2007

    • 著者名/発表者名
      平松令三・宮崎圓導・佐々木勇
    • 総ページ数
      381-390
    • 出版者
      法蔵館

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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