研究課題/領域番号 |
19520402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 立正大学 |
研究代表者 |
真田 治子 立正大学, 経済学部, 教授 (90406611)
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研究分担者 |
横山 詔一 独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門, グループ長 (60182713)
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連携研究者 |
横山 詔一 独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門, グループ長 (60182713)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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キーワード | 国語学 / 計量言語学 / 語彙論 / 哲学字彙 / 近代語研究 |
研究概要 |
本研究は語彙の明治から現代に至る消長の過程を、明治期学術用語集『哲学字彙』収録の用語を使って、資料研究と計量語彙論の両面から明らかにした。主な成果は(1)『英独仏和哲学字彙』の稿本と編者の自筆書き入れ本を発見したこと、(2)明治17年刊『改定増補哲学字彙』に実は明治24年版もあるとわかったこと、(3)「遅→速→速→遅」といわれる語の伝播の様相を分析するため、医学等で使われる多変量ロジスティック回帰分析を言語学に応用する手法を研究分担者(横山)とともに開発したことである。(3)は国立国語研究所の岡崎調査の分析に使われた。
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