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2007 年度 実績報告書

戦後日本人のコミュニケーション行動の変容に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19520405
研究機関関西学院大学

研究代表者

陣内 正敬  関西学院大学, 総合政策学部, 教授 (70154424)

キーワード日本人 / コミュニケーション行動 / 高校野球 / 選手宣誓 / 1980年代 / パラ言語 / 絶叫調 / 語り調
研究概要

戦後における日本人のコミュニケーション行動はどのように変化してきたか、そしてそれはどのような要因によるものなのか、を探ることが本研究の目的である。19年度は、おもにスポーツ場面、それも高校野球における選手の言語行動に注目して、資料の収集と考察を行った。甲子園で行われる高校野球大会の選手宣誓は長い歴史を持ち、資料の均一性と継続性から見て、その言語行動の変化を探るには貴重な資料である。
資料の収集は、(1)新聞の報道記事、(2)放送録画資料(NHKに保管)、(3)宣誓選手本人へのインタビュー、(4)その他、HP閲覧、DVD資料や文献と多角的に行った。そして、その資料について、宣誓文(テキスト的側面)、宣誓の口調(パラ言語的側面)そして非言語行動などの面から分析した。その結果、明らかになったことは以下のことである。
以上、総じていえることは、1980年代を境に従来の規範や型を破ろうとする動きが見られ、これは「抑制からの解放」と言えるコミュニケーション行動である。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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