研究概要 |
本年度は、和田が日英蘭語の時制の比較研究(過去表現や未来表現、特定言語環境における比較)を、渡邊がフランス語を中心としたロマンス諸語の未来表現やモダリティならびに類似表現を中心に研究した。具体的な活動記録は、以下に示すとおりである。 1第1回研究会渡邊淳也論文紹介・論評Angela Schrott (2001) "Le futur periphrastique et l'allure extraordinaire" P.Dendale et J.van der Auwera (Eds.) Les verbes modaux, Rodopi, pp. 159-170.(2009年6月5日) 2第2回研究会和田尚明研究発表英語の「未来進行形」について(On the So-Called Future Progressive Form)(2009年6月19日) 3第3回研究会渡邊淳也研究発表L'Approximatif en francais et en japonais(フランス語、日本語における近似表現について)(2009年10月16日) 4第4回研究会和田尚明研究発表完了形の表す意味範囲の変遷とC-牽引(The Semantic Shift of Perfect Forms and C-Gravitation)(2009年12月18日) 5第5回研究会渡邊淳也論文紹介・論評J.Vazquez Molina (2008) "Stereotypes, instructions et polyphonie" D.Leeman (Dir.) Des top Oi a la theorie des stereotypes en passant par la polyphonie et L'argumentation dans la langue, Universite de Savoie, pp. 113-128.(2010年1月29日) なお、2010年2月10日~2月18日まで、和田尚明が、海外研究協力者であるRenaat Declerck氏ならびにBert Cappelle氏とルーヴァン大学ならびにゲント大学で時制・モダリティに関する研究交流を行った。
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