研究課題
基盤研究(C)
英語や日本語の様々な構文において、その文全体の表す意味と、その文を構成する各要素の意味の総和が、1対1には対応しない場合や、その文の形式と意味の間にズレが生じる場合が多くある。本研究では、このような形式と意味のミスマッチが観察される以下のような構文を取り上げ、そのような形式と意味のミスマッチがどのような形で説明できるかを明らかにする。そしてそれぞれの構文がどのような条件のもとで適格となったり、2つ(以上)の意味を表すというような曖昧性がなぜ生じるのかを説明することを目的とする。(1)英語の構文:time-away構文、場所句倒置構文、分裂文・疑似分裂文、疑問のターゲットと動詞句削除、主語名詞句と動詞の呼応(2)日本語の構文:存在文・所有文、「何を文句を言ってるの」構文、動詞句前置構文、数量詞遊離構文(3)日英語の構文:使役文、否定文、受身文
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英語青年 154巻12号
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Aspects of Linguistics : In Honor of Noriko Akatsuka (eds. by Susumu Kuno, Seiichi Makino & Susan Strauss)
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