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2008 年度 実績報告書

中英語頭韻詩韻律研究-繰り返しの技巧と定型表現としての連語

研究課題

研究課題/領域番号 19520433
研究機関国際基督教大学

研究代表者

守屋 靖代  国際基督教大学, 教養学部, 教授 (50230165)

キーワード中英語 / 英語文体論 / 英詩韻律 / 中英語音韻論
研究概要

本研究は、中英語頭韻詩の韻律について、現代言語学に基づく韻律研究方法により、リズム、音韻、文体等と関連づけながら、音の繰り返しの意義、語の組み合わせ、連語が文芸手法として頭韻詩韻律において果たす役割についての考察を目的とする。今年度は以下の成果を得た。
1.データベースの再確認1)全行、2)前半行と後半行の間の構成、3)後半行の構成、4)後半行の連語、5)全体の韻律の5点について、主立った作品から12,000行あまりについて再確認を済ませ、並べ替え、検索等の作業が可能なコーパスとして整えた。
2.学会発表平成20年8月ドイツ、エッセンで開催された応用言語学会において研究発表を行い、参加者と意見交換ができた。
3.資料収集学会前後フランクフルトやハイデルベルグの大学図書館で中世写本の閲覧と資料収集を行ない、中世写本デジタル化についての資料と中英語に関する文献を収集した。マインツのグーテンベルク印刷図書館では、活版印刷機と初期印刷本について貴重な資料を入手できた。
14.これまでの研究成果を本文とデータベースを併せて1冊の書物にし、原稿を出版社へ送るべく整え次年度には出版されることになった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 通時・共時で見直す英語の変化-そのプロセスと要因2009

    • 著者名/発表者名
      守屋靖代
    • 雑誌名

      ことばと人間 第7号

      ページ: 1-16

    • 査読あり
  • [学会発表] Incorporating multilingualism in the development of the English language into English teaching2008

    • 著者名/発表者名
      Yasuyo Moriya
    • 学会等名
      Association Internationale de Linguistique Appliquee
    • 発表場所
      University of Essen, Germany
    • 年月日
      2008-08-29

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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