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2008 年度 実績報告書

タスク・シラバスによるコンテント・ベース教育の教育効果の検証と実践モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19520469
研究機関武蔵野大学

研究代表者

山本 富美子  武蔵野大学, 文学部, 教授 (50283049)

キーワードタスクシラバス / コンテントベース教育 / 教育方法 / 言語観 / 言語教育観 / 学習者による評価 / 教育効果
研究概要

以下の調査を行った。
1.「タスク・シラバスによるコンテント・ベース教育」に対する学習者の評価の分析
当該の教育方法で行った授業に対して、学生が高く評価したのは具体的にどんな点なのか、面接調査を行った。特に、以前の教育方法とどんな点が違うと感じたのか、自分自身の学習方法に変化が生じたか、その学習方法により伸びたと感じられる点は何か、この教育方法によって学習者自身の学習観・学習方法に変化が生じているか調べた。
2.教育効果と教育方法の関連を調査・分析:
「タスク・シラバスによるコンテント・ベース教育」と「言語構造的知識教育」の異なる教育方法のどちらが教育効果が高いのか、以下の1)、2)を通して比較・分析を進めた。その結果、前者の教育方法は、アカデミックジャパニーズ、ビジネス日本語のどちらにも優れていることを示した。
1)4技能の評価:開発教材本文の(1)読解能力、(2)聴解能力、また、本文に関連する課題で書いたレポートの(3)文章表現能力と、そのレポートの(4)プレゼンテーション(口頭表現)能力。なお、文法力・語彙力は4技能の下位項目と考える。また、論理性・説得性は、文章表現能力および口頭表現能力を支える下位能力と考える。
2)第三者機関の日本語能力試験の結果
3.教師の言語観と教育方法との関連を調査
教師の言語観と教育方法との関連についてパイロット調査を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 企業が期待する外国人「人財」の能力とビジネス日本語2008

    • 著者名/発表者名
      山本富美子, 糸川優, 渋谷倫子, 副島健治, 戸坂弥寿美, 星野智子
    • 雑誌名

      専門日本語教育研究 第10号

      ページ: 47-52

    • 査読あり
  • [学会発表] レポート・論文作成の構想段階における思考・作業プロセスの可視化の試み-「レポート・論文作成支援ツール」の開発にあたって-2008

    • 著者名/発表者名
      山本富美子
    • 学会等名
      日本語教育学会
    • 発表場所
      東京首都大学
    • 年月日
      2008-05-25
  • [学会発表] 企業が期待する外国人「人財」の能力分析とその養成法2008

    • 著者名/発表者名
      山本富美子, 糸川優, 渋谷倫子副島健治, 戸坂弥寿美, 星野智子
    • 学会等名
      専門日本語教育学会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2008-03-08

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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