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2007 年度 実績報告書

『エッセイ・ライティング用e-learning教材+学習者間評価システム』の構築

研究課題

研究課題/領域番号 19520503
研究機関獨協大学

研究代表者

清水 由理子  獨協大学, 外国語学部, 教授 (80049626)

研究分担者 井川 美代子 (安井 美代子)  獨協大学, 外国語学部, 教授 (90212729)
藤澤 伸介  跡見学園女子大学, 文学部, 教授 (30118509)
杉森 直樹  立命館大学, 情報理工学部, 准教授 (40216338)
合田 美子  青山学院大学, 総合研究所, 研究員 (00433706)
木村 恵  獨協大学, 外国語学部, 専任講師 (60409555)
キーワード英語教育 / E-learning / エッセイ・ライティング / 学習者間評価 / フィードバック / 学習者コーパス
研究概要

本研究は、教育実践上の問題意識に端を発し、新しいE-learningシステムを構築することでそれを解決しようという試みである.ここでいう問題とは、(1)E-learning学習の利点を認めながらも外国語としての英語学習では対象となる知識・技能が限定される、(2)学習者がその進度を自主的に維持しづらい、(3)教員による継続的な評価の不足が動機の低下につながりやすい、というものである。そこでわれわれは、(a)エッセイ・ライティングへの取り組みに(b)自動的に組まれる学習者同士の評価活動を取り入れることによって、上述の問題を解決する方法を考案し、その試作に取り掛かった。
研究初年度の平成19年度は、主に4つのことを行った。1)文献調査と学会・研究会参加により、E-learning学習とその効果についての知見を得た。2)エッセイ・ライティング教材を試用し、学習者が好むトピックやレベルの調査を行った。3)オンライン上ではなく教室内で学習者間評価を行い、その効果を検証した。4)学習者を自動的にペアリングし、評価すべきエッセイをオンラインで入手できるシステムのパイロット版を作成した(Moodleを活用)。
これらを踏まえ、2年度目にあたる平成20年には、試用システムの機能をさらに充実させるとともに、学習者間評価の効果検証(例:エッセイがどのように向上するか、評価する側とされる側のそれぞれにどのような心的作用をもたらせるかなど)を分析する予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 遠隔外国語学習用フリーソフトを使った失語症支援システムの試作2008

    • 著者名/発表者名
      安井 美代子
    • 雑誌名

      信学技報

      ページ: 77-82

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 学習者と教材間の距離:学習者コーパスを基礎データとした教材作成の意義2007

    • 著者名/発表者名
      木村 恵
    • 雑誌名

      外国語教育研究 10

      ページ: 90-96

    • 査読あり
  • [学会発表] 遠隔外国語学習用フリーソフトを使った失語症支援システムの試作2008

    • 著者名/発表者名
      安井美代子
    • 学会等名
      電子情報通信学会
    • 発表場所
      島根大学
    • 年月日
      2008-01-24
  • [図書] 日本人中高生-万人の英語コーパス2007

    • 著者名/発表者名
      木村 恵(投野由紀夫編著)
    • 総ページ数
      191(161-164)
    • 出版者
      小学館

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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