研究課題/領域番号 |
19520523
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
野呂 忠司 愛知学院大学, 文学部, 教授 (40218376)
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研究分担者 |
赤松 信彦 同志社大学, 文学部, 教授 (30281736)
SHAWN-P Tenhoff 愛知学院大学, 文学部, 准教授 (90340140)
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キーワード | 多読指導 / 10分間読み / 読みの流暢さ / 単語認知の自動化 / 動機付け |
研究概要 |
大学では教育実践を4月から始めることができましたが、中・高等学校では科学研究費が認められてから正式にプログラムを始めざるを得ませんでした。悪いことに、予定していた中学校の研究協力者が1名愛知県の教育センターに人事異動になり、また高等学校で1名、学内の人事で協力研究が不可能になり、新しい研究協力者を見つけるのに時間を取ってしまいました。研究計画では、前期は準備に当てることになっていましたので検討会を4回実施し、先行研究のレビューをしたりして、研究の目的、多読指導の実施方法につき共通認識を持ちました。その間、多読教材の購入リストを作成し、購入した後、各研究協力者へ配布しました。また同時に事前と事後のリーディング・テストとアンケート項目を検討し、ほとんどの協力校で10月までに多読実践とプレテストとアンケートを実施することができました。 中・高等学校の協力校での多読の実践は2月末まで実施され、ポストテストと事後のアンケートを3月始めに実施しましたので、現在その情報を処理し、結果を検討しているところです。2007年度の取り組みはパイロット研究ですが、その成果の発表は6月末の中部地区英語教育学会と8月始めの全国英語教育学会で、また各勤務校の紀要に発表する予定です。学会発表の2ケ月前には纏めを完成させる予定ですので、パイロット研究の結果は6月には公表できる予定です。 今年度のパイロット研究も本研究と一緒に2年後に作成する研究報告書に掲載する予定です。
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