研究概要 |
これまで開発してきたリーダ・ビリティー指標を計算するためのコンピュータ・プログラム、Ozasa-Fukui Year Level Program, Ver.1.0を開発してきた。Ver.1.0の開発では、英文評価、単語・熟語辞書の作成、指標の作成など機能を強化してきたために、プログラムは複雑になり、一般のユーザーにとって使いにくいものとなったきらいがあった。この問題を解決するために、平成21年度は新たにProgram Ver.2.0を開発した。 Ver.2.0の開発では、メイン・メニューをより使いやすくために、一般のユーザーにとって重要でない部分はメニューから隠した。また、これまでのメニューは英語表示のみであったが、今回の改訂では日本語でも表示ができるようにした。更に、他の言語での表示も可能にするように、プログラムに他の言語も追加できる余地を残しておくこととした。最後に利用法のヘルプ機能を追加した。多くのソフトが行っているようにヘルプにはhtml形式のファイルを利用してハイパーリンクの機能を持たせた。 メイン・メニューの簡素化では、コマンド・ボタンは一般ユーザーがよく利用するものだけに限定し、その他の、通常は用いない諸機能はユーティリティ・ツールとしてメイン・メニューから呼び出す方式に改善した。但し、研究用に利用する場合にも使いづらくならないような配慮も行い、全体のバランスを保つことにも配慮することとした。Ver.2.0ではユーティリティ・ツールを起動するボタンはメイン・メニューの右側に集め、青色でディスプレイされている。
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