研究課題
基盤研究(C)
本研究は、時刻制度が国家と社会の時間を秩序付ける重要な制度であるという観点から、日本古代の時刻制度について、国家と社会との関係で、その実態と歴史的意義を解明することを目的とした。その成果として、時刻制度を担当する陰陽寮の官僚組織、そこにおける水時計運転と時刻報知の実態、時刻制度の国家の行政と社会の生活への浸透、また地域的には都と地方への浸透の実態をそれぞれ解明し、さらに古代時刻関係史料集成(稿)を作成した。
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