研究課題
基盤研究(C)
本研究は朝鮮出兵をめぐる広義の戦史また後世の歴史認識について追究したものである。まず、情報・風聞論の素材として「朝鮮出兵」の位置づけをおこない、また近世思想史における「朝鮮出兵」理解、あるいは「朝鮮観」の整理をおこなった。その中で、「朝鮮征伐」観の日本における定着の観点からとくに大きな役割を果たした山鹿素行についてモノグラフを完成させ。さらに、近代への展望をうるため、近世後期の諸思潮とその社会的影響について明らかにしている。
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九州文化史研究所紀要 第53号
ページ: 1-35
九州文化史研究所紀要 第51号
ページ: 1-37