研究課題
基盤研究(C)
本研究では遣唐使の特質を唐文化移入のあり方や入唐後の動向を通じて検討し、その成果は既発表論文とともに著書『遣唐使と古代日本の対外政策』(吉川弘文館)として上梓することができた。また平安中・後期の日中関係を解明する材料として入宋僧成尋の『参天台五臺山記』の校訂本作りと記事の分析を進めるとともに、成尋に至る入宋僧の系譜を考究して論文化し、これらの成果を報告書の形で刊行することで、広く学界共有の研究基盤を呈することに貢献したものと考える。
すべて 2008
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)
白山史学 44
ページ: 31-61
海南史学 46
ページ: 1-23