研究課題
基盤研究(C)
本研究においては禅宗が日本の中世社会にもたらした制度・仏事法会・思想の影響を多角的に解明した。禅宗は14世紀半ば日本社会において国家的な保護を受けて天台宗・真言宗とならぶ勢力基盤を確立した。禅宗がおこなう中国仏教の儀礼にもとづく法会は将軍の葬礼をはじめとして国家的仏事として定着した。思想面では禅僧による活発な講義が行われ禅と儒学が説かれ、禅思想は謡曲のような芸能にも多大の影響を与えた。
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歴史と地理日本史の研究 226号
ページ: 1~13
ACTA ASIATICA 97
ページ: 57~73
中国-社会と文化 第24号
ページ: 195~210
アジア遊学日本と宋元の邂逅 122号
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東アジア文化交渉研究 第2号
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芸能史研究 第183号
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日本史研究 540号
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