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2009 年度 自己評価報告書

環境歴史学からみた「森」と「原」「野」に関する研究-日本の古代・中世を中心に-

研究課題

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研究課題/領域番号 19520587
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関別府大学

研究代表者

飯沼 賢司  別府大学, 文学部, 教授 (20176051)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード森 / 野 / 火 / 水 / 野焼き
研究概要

研究は、「森」と「原」「野」という対極にあるものを取り上げ、古代から中世の形成の社会の自然-人間の関係の特質を環境歴史学の視点から明らかにしようとする試みである。「森」や「原」「野」は水田や畑などの耕地に比べると、人間から遠い存在で、これまで歴史の研究の俎上にあがってこなかった。しかし、森と神社の関係、地目としての「野」の存在を考えると、自然と人間の関係を考察するもっとも重要なキーワードといえる。本研究では、歴史的アプローチと文学的アプローチを総合化し、阿蘇を中心に草原と森の関係を考察する一方、都市空間における森と野の役割を明らかにしようと考えている。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 永青文庫所蔵『下野狩日記』『下野狩旧記抜書』の成立とその史料的価値2010

    • 著者名/発表者名
      飯沼賢司
    • 雑誌名

      史学論叢 40号

      ページ: 1-11

  • [雑誌論文] 変貌する感性-万葉集における蛍をめぐって-2009

    • 著者名/発表者名
      浅野則子
    • 雑誌名

      別府大学紀要 50号

      ページ: 1-9

  • [学会発表] 阿蘇下野狩神事から草原と森の世界を読む2009

    • 著者名/発表者名
      飯沼賢司
    • 学会等名
      鎌倉遺文研究会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2009-03-26
  • [学会発表] 日本の半自然草原の歴史2008

    • 著者名/発表者名
      飯沼賢司
    • 学会等名
      総合地球環境学研究所主催研究集会
    • 発表場所
      国立阿蘇青年の家
    • 年月日
      2008-09-13
  • [図書] 大分県の歴史シリーズ『大分・由布の歴史』2007

    • 著者名/発表者名
      飯沼賢司, 監修編著
    • 総ページ数
      247
    • 出版者
      郷土出版社
  • [図書] 大分県の歴史シリーズ『海部・大野・竹田の歴史』2007

    • 著者名/発表者名
      豊田寛三, 監修, 飯沼賢司, 編著
    • 総ページ数
      246
    • 出版者
      郷土出版社

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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